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あれから1年なんだ。の巻

のんちゃんが亡くなって今日で1年が経つ。

まだ気持ちの整理ができないでいる
のんちゃん


まだ納骨もしていないし、いまだ正面向かって墓前に手を合わすことができないでいる。

壊死してしまったほとんどの腸を摘出手術が終わって面会に行ったとき
診察室に呼ばれる前に受付の後ろを看護師さんに抱かれてぐったりしてるのんちゃんを見た
でも診察室のドアを開けて入った途端、力を振り絞って立ち上がり
全開で尻尾をブンブン振るのんちゃん。

『大丈夫だよ。元気だから早くお家に帰ろう!』

と必死に無理して元気を装ってたのんちゃん。

まだ入院が必要なので
『また明日も来るからね。』
と診察室を出てそのドアが閉まる瞬間

パタン・・・と倒れるのんちゃんを見たのが最後だった。


あの姿がいまだに脳裏に焼き付いて離れない


甘ったれで寂しがり屋で
ちょっとでも離れると鼻をいつまでも鳴らして寂しがり

帰ってくるとキャンキャン騒いで
近所迷惑ってくらい興奮して喜んだ。

緊急入院する日

どうにもならない苦しみと吐き気に襲われたみたいで
でもここで吐いてしまったら怒られるけどトイレシーツまで間に合わない
部屋の隅で嘔吐してしまったのんちゃんに、

『のん!そこで吐いちゃダメー!』

と叱ってしまった。


その叱ってしまったことについても
何故もっと早く異変に気付いてやれなかったんだろう、

借金してでももっと高度な医療が整ってる病院に連れてやってたら死ななくて済んだのかも、

いや、そうでなくてももうちょっと体力がついてからの手術のほうが良かったのか
自然治癒力と合わせた治療のほうがよかったのかとか、

今さら考えても仕方のないことだが墓前ののんちゃんの写真を見るたびに
頭ん中をそういうことが駆け巡ってどうにもならない。

そんなことばかり思ってると
のんちゃんも安心して天国へ行けないよと言ってくれる人も居るが、
のんちゃん2



どうにもならない気持ちはそう簡単には変えられない。

この1年、
妻は毎日墓前に手を合わせ欠かさず線香をあげているが

俺はいまだにそれができないでいる。




しみったれた奴と言われるかも知れない

線香の1本もあげられない冷たい奴と言われるかも知れない、
のんちゃん ☆06




でもそれが現実なんだよね。
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No title

今飼ってる前の猫(もこ)が死んでから3年はだめでした。
当時車の中で通勤途中に聞いていた曲は5年以上たった今でも聞くと苦しいです・・・。 

Re: No title

もこさん。

結構引きずってます・・・。 
プロフィール

タロー

Author:タロー
生きてるだけでみっけもん。
のんびり適当に生きてます。
文才の無い人間が書いてますので
気分を害す可能性もありますが、
ヌルイ目で見てやってください。
リンクフリーですが一声かけて下さいね。



コメ返遅いですが勘弁して下さい。

2016年11月13日 Asahiからタローに改名

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