fc2ブログ

トランスファーオイル漏れ修理するよ。の巻

嫁ちゃんジムニーのトランスファーからのオイル漏れを発見したので
派手に漏れ出す前に直しちゃいましょうね。

場所はリア側。

まずリアデフに繋がるプロペラシャフトのトランスファー側のボルトを外します。
ja22 トランスファーシール交換4

フランジにしっかり固着してるのでプラハンでコンコン叩いて切り離します。
そのまま下に落とすとスプラインとこから抜けてしまうのでフレームの適当なとこに紐で縛り付けておきます。

さてみなさん苦戦しているフランジナットのカシメ。
ja22 トランスファー ナット
貫通ドライバーを当ててハンマーでぶん殴りますが完全にカシメは起こせないんですよね・・・。

カシメを全く起こさずいきなりインパクトで緩めてる方も居ますが
下手するとネジ山を痛めるのでできるだけ起こしておきます。

で、インパクトで一気に緩めます。
ja22 トランスファーシール交換2
あ、トランスファーのオイルを抜いてからこの作業やってくださいね
でないとフランジ外した途端にオイルかぶりますからね。

このフランジもがっつり固着してる可能性が高いのでプーラーとか用意しとくのがいいですね。
今回は漏れていたオイルがしっかり潤滑剤の役目をしてくれていたのでプーラーいらずで取れました。
ja22 toランスファーシール交換3

ここでやっと目的のオイルシールとご対面。
オイルシールプーラーなりドライバーなど使ってオイルシールをこじり外しちゃいましょう。

オイルシール
写真撮り忘れたので前回外したJB23のMTオイルシール。

コツは前回のシール交換でつかめたので今回はこんなにグチャグチャにならずスコッと抜けました。

トランスファー側のシールの当たり面をきれいに掃除して
オイルシールの内側に軽くミッションオイルを塗ってからオイルシールを入れます。

ja22 トランスファーオイルシール打ち込み
オイルシールの外径に合う適当なアテ物で均等に叩いて入れていきます。
今回はそこら辺に転がってた廃材の40ミリの塩ビ管の切れっ端でコンコン入れました。

恐らくこれ、初めてやる人は力加減がわからないし気持ちが焦って強く叩き過ぎてしまい失敗する可能性大です。
入ってるのか入ってないのかわからないくらいの力加減で少しずつ均等に打ち込んでいって下さいね。

打ち込めたらあとは元通りに戻していきます。

フランジを付けたら新品のフランジナット取り付けます。
回り止めをしてトルクレンチで締めるのが正解ですが
今回はインパクトで締めちゃいました。

カシメはポンチで叩いてカシメます。

最後にトランスファーにオイルを入れたら完成。
ja22 トランスファー オイル






スポンサーサイト



ワコーズ パワーエアコンプラスを入れてみたよ。の巻

気になる添加剤はいろいろあるんだが、いざ買うとなるとなかなか手が出ない・・・。

そんな時、嫁さんからワコーズのパワーエアコンプラスを誕生日プレゼントで貰った。
ワコーズ PAC エアコンオイル


早速入れてみようじゃないか!

しかーし、単品であっても車には入れられないのでチャージングホースをAmazonでポチる。
エアコンガスチャージホース
簡易的なものだが軽いエアコンガスやオイルの補充にはコレで事足りるかと。

今回はその手順とコツ、入れてみた効果を記事にしてみよう。

さて、まずはガス缶を付ける側の針を緩めた状態にしてから缶を取り付ける。
この時点で針をねじ込みたくなるがまだネジっちゃダメですよ。
ワコーズ エアコンオイル注入

次にエンジンルームにあるエアコンの低圧側のホースの『L』を探してね。
『H』は高圧側だからそっちじゃないですよ。
ja22 エアコン 低圧
JA22の場合はエンジンルーム左側手前のエアコンコンプレッサーの上あたり
JB23の場合はエンジンルーム右側奥ね。

で、この低圧側『L』のキャップを外してチャージホースを接続するわけだけど
チャージホース側のスライドロックを手前に引いておいて車両側にカチッと接続してね。

そしたらエンジンを掛けてエアコンをON
風量を全開にして2~3分回しておいてくださいね。

次にチャージホースに入っている空気を抜く為に少し缶を緩めてプシュっと空気を抜いたらすぐ缶を締め込んで下さいね。

はい、ここで初めて缶側の針を締め込みますよ。
締め込むことで缶に穴が開いて中のガスが出る準備になります。

で、次にこの締め込んだ針を緩めていくことでガスが車両に吸い込まれていくわけ。
エアコンオイル注入

缶の底や本体にかすかにガスが吸い込まれていく振動が手に伝わってくるはず。
缶も冷たくなってくるはずです。

このとき缶を振ったり逆さまにはできるだけしないようにね。

まぁ本来ならメーターの数値をみながら入れていくんだけどこの手のチャージホースのメーターはあくまでも目安なので
エアコンガスチャージ
ブルーゾーン内での注入だったので然程気にしませんでした。

この数値に関してはチャージホースに付属してる説明書に書いてあるので熟読して
個人責任で判断してくださいな。

で、今回入れたワコーズのパワーエアコンプラス。

本来はエアコンのオイルを少量のガスでエアコンの効率を上げて冷やすものなんだけど
今回の僕の目的は
エアコンONによるパワーロスを極力下げたかったから。

排気量の大きな車はエアコンONによるコンプレッサーロスは然程のものではないが
軽自動車ともなるとエアコンによる負荷は相当なもので坂道登らなくなったり加速が悪くなったりと・・・。

そこら辺のイライラを解消できればと思って入れたわけだが

最初に入れたJA22
これ体感できるほどエアコン負荷が低減できましたね。
歴代ジムニーの中で一番のハイギアードなJA22ジムニー。

1速スタートでも2速発進してんじゃないかってくらいのハイギアで
エアコン付けちゃった日にゃスタートはもっさりだわ坂道は登らないわで・・・・

いままで一気に加速したい時とか坂道で加速しながら登っていくときはエアコンをOFFにしてたんですが
その必要がないくらい効果ありでしたね。

オーナーの嫁さんもビックリしてました。

ちなみに僕のJB23にも入れてみたんですが
JA22が効果を『10』だとしたらJB23は『6』くらいでしたね。

ちなみにJB23の低圧ホースの位置はココです。
jb23 ワコーズ PAC




JB23ジムニー ついにATF漏れの原因を見つけたよ。の巻

先日、ミッションアウトプットオイルシールを交換したんだけど

やっぱりオイル漏れは止まってないわけよ。

うん、わかってたんだけどね、
このミッションオイル漏れはオイルシールからじゃないってね。
jb23 atfオイル漏れ
上の画像右側に黒く縦にオイルが飛んだ跡があるでしょ。
オイルシールからのオイル漏れだったらこの位置で飛び散らないわけで

でも一旦オイルシール交換して漏れが止まったらラッキーだなくらいに思ってたんだがやっぱりダメでした・・・。

てなわけで再度バラします。

オイルシールの打ち込み方に納得いかなかったのでオイルシールも打ち直します。
jb23 atfオイル漏れ オイルシール交換

で、問題のミッション⇒トランスファー間のプロペラシャフト

一旦きれいに掃除して油分を取り除いてから

シャフトのスプラインが刺さる側にオイルを入れます。
jb23 プロペラシャフトからオイル盛れ

1日ほど放置してみると

やっぱりね。
jb23 ユニバーサルジョイント クラック

丁度このスプラインが刺さる部分のいちばん奥
ユニバーサルジョイント側の蓋になってる溶接部からじんわり漏れてきてるわけで・・・。

ネットでいろいろ調べてみたがこの状態になったのは2例くらいかな?

コレ、お店で頼んでもここからの漏れは気づくことはそうそう無いかと

『あ~、こりゃオイルシールですね。』

なんて言われて高い工賃払って交換してもらって
しばらくして覗いてみたらまた漏れてるじゃん!ってなって

また高い工賃払って高いシャフトを買わされるパターンになるよね。

てなわけで多分そうなるだろって予備で持ってたシャフトと交換。

JA系や23の前期ならここバラせるからスナップリング外して溶接修理できるけど
後期はカシメタイプだから分解できないのよねぇ・・・。
jb23 プロペラシャフトオイル漏れ1
このシャフトはもったいないけど粗大ごみ。

で、様子見ながら1週間乗ってみたけど

オイル漏れてませんね。
JB23 20220709

うん、
これで気になっているとこがひとつ消えたね。




プロフィール

タロー

Author:タロー
生きてるだけでみっけもん。
のんびり適当に生きてます。
文才の無い人間が書いてますので
気分を害す可能性もありますが、
ヌルイ目で見てやってください。
リンクフリーですが一声かけて下さいね。



コメ返遅いですが勘弁して下さい。

2016年11月13日 Asahiからタローに改名

最新記事
カウンター
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
ブロとも一覧

ふるーつばすけっと

Way to Revival ~生き残った三菱Jeep J52と共に~
最新コメント
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
検索フォーム