不思議なものでね。

仕事で

夜逃げしちゃったお宅や差し押さえされた家の
動産処理や残置物処理をするんだけどね、

まぁそうなるにはそれなりの理由や事情があるわけだが
本当にお金が無くなってそうなった方のお宅は除いて

あえて税金やローンを払わなかったり
計画的に逃げちゃった方のお宅の片付けをしていて
共通点があるんだよね。


小銭の量が物凄い。
ゴミ屋敷化した部屋の脱ぎ捨てた衣料の山の中やテーブルの上
引き出しの奥や無造作に置かれた物の下・・・
とにかく1円や5円、10円玉とかがゴロゴロ出てくる。
それも結構な量。



ブランド物の数々。
お金が無いはずなのにブランド物がやたら多い
ロ○ックスの時計やティ○ァニーのネックレス
エ○メスのバー○ンとか、
いや、売ればそれなりの金になるだろって品々。


幸福の木
コレ、なぜかそういう家にはあるんだよね。
何だろ?他力本願なのかどうかは知らんが
殆どのお宅にあって必ずと言っていいほど
スクスク育ってるんですよね。


自分で漬けた梅酒
何故かある。
キッチンの戸棚の奥、床下収納、ラックの下
それいつ飲むんだ?ってくらい大量に梅酒が格納されてるんだよね・・・
あ、ウチにも梅酒あるわ(笑)


過剰な生活家電
最新の家電が充実してるんだよね。
新型のテレビ、高性能な掃除機、デカイ冷蔵庫、マッサージャー・・・
ちょっと部屋を片付ければその人の生活状況ってだいたい想像付くんだけど
その人の生活状況に似合わない生活家電の数々。



まぁ、1円を大事に出来ないひとはって言うけどさ、
やっぱり身の丈って大事だよね。


自分は自分の生活があるわけじゃん?
無理してまわりと同じ生活水準を合わせようなんて無理しちゃうと
案外最悪な結末になるってこともあるんだよね。
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その物件。

ちょっと前のことですがね。

<引用はじめ>
自殺物件、入居者に説明せず契約2件 福岡でアパマン
朝日新聞
6月6日(金) 7時11分

 不動産仲介業大手のアパマンショップホールディングス(東京)が福岡市内の2件のマンション物件について、以前の入居者が室内で自殺したことを説明せず、新たな入居者に賃貸していたことがわかった。同社が朝日新聞の取材に明らかにした。
 アパマンショップは、物件の説明義務を定めた宅地建物取引業法に「違反した可能性がある」として、入居者に謝罪したという。社内のシステムに正確な物件情報が入力されていなかったことが理由、と同社は説明している。
 孤独死や自殺などが起きて心理的に敬遠されがちな不動産物件は、業界では「事故物件」と呼ばれる。宅建法は、入居希望者の契約の判断に影響するような事柄は事前に説明するよう義務づけており、事故物件は一般的に説明対象になるとされる。
情報提供:朝日新聞


ワタクシ、事故物件というものに住んだことがありますが、
まぁ普通はできることならそんな家には住みたくないよね?

しかしながら公営住宅やアパートなんかは少なからずあるわけで
てか、孤独死、自然死、自殺、亡くなりかたはそれぞれであろうが
だからといってソコをずっと空き家にしてるわけにもいかないのも事実。

職務上そういった物件のクリーニングやリフォームをやっていたが
きちんと作業を行っていればまず問題ない。

が、

知らなきゃなんとかだが、知ったら気分はあまり良いもんでもない。

入居する前に知っておけるもんなら知っておきたい気持ちもある。

実際、
自殺があった後の最初の入居者に対しては宅建業法上の告知義務がある

んだが

(一旦別の入居者がいた場合には)その後の入居者に対しては、特別な事情がない限り、宅建業法上の告知義務はないと判断される。

だから不動産屋によっては早く家賃収入が欲しいために一旦実際住んでもいない人を
入居したことにしておいてこの問題をクリアする場合もあるワケ。(ごく一部だろうが)

どういうことかと言うと
自殺後の物件に住むことの心理的嫌悪感は時間の経過とともに希薄となる。という理由と

一般的に、自殺事故の後に新たな賃借人が居住をすれば、特別の事情(その賃借人がごく短期間で退去したといった事情)がない限り、新たな居住者がその物件で一定期間生活をすること自体により、その後の入居者の心理的嫌悪感の影響もかなりの程度薄れる。といった決まりがあるからなワケ。

まぁ、
最近は関係者を一旦住ませる
ってーのは許されなくなってきてるがね。

ただ、一概に『事故物件』といっても自殺や他殺ばかりじゃないわけで
過去に大雨による床下・床上浸水があった建物、地震による損傷、雨漏りや白アリ被害のある建物、地盤や土壌に問題のある敷地などで、その問題が解消していないものを含めて「事故物件」とする場合もあるワケ。


じゃあそういった縁起でもないことが起こった物件はどう表記されんのよとなりますが
『心理的瑕疵物件』と呼ばれるワケ。
つまり病死や老衰による死亡でも長期間発見されずに腐乱したような場合、あるいは死亡原因が不明でも敷地内で死体が発見された場合、敷地内で凍死体が発見されたような場合ね。

その反対は『物理的瑕疵』

じゃあどうやって見分けるのよ?となるが

実際の相場より2〜3割程度家賃が安かったりする。

あと見落としがちなのが不動産広告に『告知事項あり』と書いてある。

ただ書いてあるだけなんだけどね。

で、契約前の『重要事項説明』の時に説明があるだけで
ワケあり物件(事故物件)の告知を行う必要があるのは重要事項説明の中だけである。

だからよーく聞いたり見たりしてないとサラッと流されちゃうワケね。


ま、
後は物件を見に行ったときに
壁とかは汚いままなのに一部屋だけ床がキレイとか
妙にトイレや風呂だけがキレイとかね。

とは言ったものの現在は告知義務が変更されて
●事故から三代以内の代替わり
●事故から10年以内
●マンションの場合は事故物件と同フロア
●戸建(土地)の場合は同敷地内

となってるからほとんどの場合心配する必要はないんだけどね。


ま、
いちばんは
知らないことと余計な散策はしないこと

知ったら知ったで『あ、そうですか。』という気持ちでいること。

なんだけどね。


上にも書いたが、
ワケあって事故物件とやらに住んだことはあるが、

お化けも出ないし、心霊現象なんてものも無かった。
そんなもん気にしてたら、どこも行けないしね。

チリも積もればゴミとなるんデス。

退去済みの一戸建ての家財撤去と室内清掃の依頼を受けましてね、

ざっくり話は聞いてたんですが、正直やる気が起きないわけですよ。

前代未聞のゴミ屋敷だから覚悟してね。と。

事前に下見は行ったんですが目を覆う状況でして、

築年数はそれなりの古い家だけど外観は立派な洋風の建物でして、
まぁ一生かかっても私には買うことができないなってくらいの豪邸。

しかし一歩その家のドアを開けるともうそこは想像を絶する光景が広がってましてね、

私のスネくらいの高さまで堆積した人間の糞尿・・・

かなり前から近隣の住民からのクレームが耐えなかったらしく、
保健所の職員や警察とのトラブルも耐えなかったそうで、
そこの住民が急病で倒れもうその家には帰ることがなくなったため
その家を相続した人間からの依頼であった。

興味本位で集まる野次馬をスルーしながらひたすらスコップで人糞をバケツに移し
臭いが周囲に漏れないようにパックしてはダンプの荷台に移していく、
カーペットもフローリングもグズグズに腐っていて何が糞尿だか床材だかも判断しにくい始末。

音楽家だったのだろうか広いリビングにはグランドピアノがあるものの、
ピアノの足は染み込んだ汚物で腐り始め、中は無数のハエとウジとゴキブリが這い回る、
恐らく1階は部屋ではなくトイレとして使用していたのだろう。
リビングも和室もキッチンも汚物、汚物、汚物・・・

それらを全て処理してやっと2階への進入経路を確保し、
恐る恐る2階へ上がってみる。

2階は・・・・

1つの部屋はペットボトルなどの飲料の容器が胸の高さまで堆積し、
もう1つの部屋は弁当の空き容器などが同じく胸の高さまで、

以外と几帳面に分別してるなぁ。

変に関心してしまう面もあったが、ゴミ屋敷には変わりないわけで、
とにもかくにもこのゴミを全て片付けなければ家財道具すら運び出すことはできない、

『まったくもぅ・・・』とブツクサと独り言を言いながら
臭いと得体の知れない汚物と昆虫との挌闘が続く、

ある程度まで片付いてくると
引き出しの中の物や本、書類、アルバムなどが出てきて、
こんな姿になろう前の幸せだった時間が垣間見ることができるようになってくる。

仕事だからね、そういったプライベートな部分は見ないし、見てはいけないんだが、
湿気を帯びたそれを片付けてると嫌がおうにもそれは目につく。

日記、断片的に書かれたメモ書き、

そこから想像するに、

彼女はある日一家の大黒柱を突然失った、
家と蓄えを残してくれたものの彼女の心にぽっかりと開いた穴は
何をどうしても埋めることはできなかった。

引きこもりがちになった彼女をはじめは可愛そうな目で見る近隣の住民も
時を経過するにつれ、それをいつまでも引きずる彼女に愛想尽かし
いつしか好奇の目でみるようになった。

やがて精神的に病んで、自分で自分を追い詰めて、
外との交流を断つことでなんとか自分を保っていたのだろう、

しかしそれは彼女を余計変人と見られる引き金でしかなく、
その負の連鎖と言うか悪循環が余計酷い状況になっていったのであろうと。


いくら自分の家とはいえ、
家中を糞尿とゴミまみれにし、
近隣に異臭を放ち迷惑をかけたことは事実であって、
決して良いこととは言えない。

キチガイという一言で片付けてしまうのは簡単だ、

だけどこういったことは
誰にでも起こり得る可能性だってあることを。

自分は絶対にこうならないという保証はどこにもない。

彼女だって自分がこうなるとは思ってもいなかっただろうからね。

切ないというか・・・

『ちょっと問題があるから来い。』と連絡を受けましてね、

現場は家賃未払いでの強制執行現場。

小さな古い一戸建ての借家で間取りは2K

断行日は債務者が居なくても鍵屋の開錠で立ち入ることはできますが、
不在か否かを確認するために電気メーター等の確認をするんですがね、

ここの家には電気メーターが無かった・・・
長い間の電気料金未納で電力配線が切られていた。
ガスもボンベ、メーターが外されまともなライフラインは無い状態。

それだけ確認した後は執行官が来るまで少しばかり離れた所で待機することにした。

まもなくして執行官、立会人、借家のオーナーが現れて執行が開始、
ドアをノックしたが返事がないので鍵屋の開錠にて部屋に入るのだが・・・


正直、私はその現実を見て絶句してしまった。


中には年老いた老婆とその女性の息子らしい中年の男の二人が居て、
その二人の様子がおかしい。

状況はすぐにつかめたがその借家に暮らしていた二人は親子で、
母親は目が見えず耳も聞こえない人で息子は知的障害者。

ろくに動くことも出来ない母親を知的障害を持った息子がなんとか世話しながら生きていたのだ。

近所付き合いもなく、母親の言うことの半分も理解できない息子、
役所に行くこともできず、誰にも相談できず、父親がのこした貯金を切り崩しながら生活し、
その資金が底を尽きて家賃が払えなくなったと。

部屋の中には二組の布団と電池式のラジオと電気が入ってない冷蔵庫のみ。
台所には息子がどこかの畑をほじくり返してきたかと思える細く小さなサツマイモとジャガイモだけ、
なんとか稼ぎたかったのだろう、粗大ゴミから拾ってきた屑鉄を拾ってきた工具で分解しようとした形跡
水道が止められたトイレには大量の糞尿で埋め尽くされそれは玄関の一部にも及んでた。

いろんな現場をみてきたが、
これほどなんとも言えない切なく悲しい現場は久しぶりであった。

残酷な言い方ではあるが状況はどうであれ貸主からしたらいい迷惑であることは確か、
家賃を滞納した上、部屋を汚されたのでは今すぐ出ていって欲しいという気持ちは当然である。

だけどね、
ここを追い出されたらこの親子は明日から路頭に迷う。
視覚聴覚を失なわれた老婆と生涯を持った息子の明日は容易に想像がつく。

いや、でも仕事である、
情を抱いてしまっては仕事にならない。
ここは心を鬼にするしかないかなとは思ったのだが、
私らはダメ元でお願いしてみることに、

『生活保護の申請が通るまでなんとかならないか?』と。

答えは『ノー』であった・・・

ウチの社長が見かねてそのまま二人を車に乗せて役所に走り
生活保護の申請を出してきたが、受理まで2週間ほどかかると、
それまでウチで面倒見るかねと。


もしかしたら余計な事をしてしまったのかも知れない、
ただの偽善でそれに満足しただけかも知れない、


でもね、
それしか思い浮かばなかったわけで、
皆もそれしか思いつかなかったわけで、

自分たちがしたことが正しいことなのか、ただの善意だかはわからないが、


そうすることしかできなかったわけで、


悔しいやら切ないやら・・・・・・・・・・・・

形あるものはいつか崩れるもので。

米国のエリジウムという会社が『宇宙葬』サービスをこの10月から日本でも始めるようだ。

費用は20万円弱と一般人にも手の届く価格で、遺灰を乗せた人工衛星は軌道上を数ヶ月周回し、
そのあと大気圏内で燃え尽きる、遺族や友人はソレまでの間、
いまどこに遺灰があるかをスマートフォンなどで確認できるらしい。
宇宙




う~ん・・・宇宙かぁ~・・・


人間いつか命は尽きるわけで、
日本の場合火葬後の遺骨や遺灰は、墓地や霊園、納骨堂に納めるのは一般的だが、
離婚や疎遠、それぞれの家庭の事情があって先祖代々の墓に入れないという人も案外多い。
そういった事情や金銭的事情、本人の遺言などで『散骨してくれ』という人も少なくない。

最近じゃその散骨葬のサービスを承る業者も増えてはきているが、
まだその認知度は低い。

まぁ散骨と言うと
そこら辺に遺骨をばら撒くというイメージがあって
いくら無宗教の人間でもあまり良いイメージではないからだろう。


その散骨も認知度が増えてくにつれて『個人でもできるの?』と言う人もでてくる。

結果から言うと、散骨は個人でも可能である。

国は海や山に焼骨(遺灰)を撒く、いわゆる『散骨』に対して
『墓地、埋葬等に関する法律においてこれを禁止する規定はない、この問題については、国民の意思、宗教的感情の動向等を注意深く見守っていく必要がある』
という見解を示している。

さて、ここからが問題、
散骨と言うと遺骨をばら撒くというイメージを捉えがちだが遺骨と遺灰は違うわけで、
散骨するには遺骨をそのまま海や山に撒くことは法律で禁止されている。
ようするに遺骨ではなく遺灰、つまり粉末にしなければならないわけで、最低でも2mm~3mmに砕くのが条件になる。

粉末化させるには袋に入れて棒のようなもので叩いて砕く場合や
すり鉢などで粉末にする方法もあるが、心情的にできない場合は専門の業者に頼む必要がある。

さて、いよいよ散骨となるわけだが、
散骨というのはあくまでも散骨であって埋めるのとは違う。
穴を掘って埋めたり、一箇所に置くような『埋める』というのは
墓地、霊園といった決められた場所以外で行うと違法となる。

あくまでも散骨が条件。

うん、正確には遺灰を撒くわけだから『散骨』ではなく『散灰』なんだけどね。

じゃあその遺灰はどこに撒くの?となるわけだがそれが問題で、
好き勝手自由にどこでも撒いて良いというわけではないのが一番の問題、

総務省は散骨に対し『葬送の目的で節度を持って行えば問題ない』といっている。

散骨自体は違法ではないが、撒く場所ややり方によっては違法にもなるってこと。


海洋または山へ散骨というのが一般的ですが、
他人の土地に勝手に撒いたり、漁場などで撒くと、民事訴訟での損害賠償の対象になるので注意が必要です。

船をチャーターして沖に出て散骨、これが一番ベストなのではないかと。

まぁ、このような散骨を自分でやろうとすると、
『貴人責任』という言葉が最後までついてまわりますがね。

自信の無い方でできるだけ安く済ませたいという方は
海洋散骨だけを業者に依頼するのも手だと思います。







プロフィール

タロー

Author:タロー
生きてるだけでみっけもん。
のんびり適当に生きてます。
文才の無い人間が書いてますので
気分を害す可能性もありますが、
ヌルイ目で見てやってください。
リンクフリーですが一声かけて下さいね。



コメ返遅いですが勘弁して下さい。

2016年11月13日 Asahiからタローに改名

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